CPUファンの交換方法(ファンのみ)|鳥取の社長日記
5年間、現役で使用し続けている私のPCの「CPUファン」から、少し騒がしい音がするようになりましたので、少し前にファンの換装作業を行いました。
そのやり方はどなたかの参考になるかな?と思いましたので、この記事にてCPUファンの交換手順やファンの選び方を紹介します。
ところで、PCの騒音の原因は「冷却ファン」にあります。
ファンがなければ音はほとんど鳴りません。
経験上、PCから騒音がするようになる原因は、
- グラフィックボードのファン(1年後くらい)
- 電源ユニットのファン(3年後くらい)
- CPUのファン(4年後くらい)
にあり、この順番にうるさくなります。
グラフィックカード(VGA)のファンの交換はちょっとややこしいので割愛しますが、PCにはじめから取り付けられている「電源ユニット」と「CPUのファン」さえ交換すれば、PCはかなり静かになります。
卓上computors
用意するもの
- 角型のファン
適切なサイズのもの- ドライバー
家庭用の6〜8本セットのヤツでOK
角型ファン(CPUファン)の選び方
まず、現在取り付けられているCPUのファンの大きさ計ります。
上図の通り、私のPCのファンは8cmです(角型のファンは、縦横の長さが同じ)。
CPUファンの電源コネクタをマザーボードから抜いて、ピンが何本あるかご確認下さい。
もしくは、ファンの電源コードの色数を数えます(4色だと4ピン)。
私のPCのファン電源コードは4色・4ピンでしたので、同じく4ピンと書いてあるファンを購入すればよいわけです。。
私はSATAマザーボードにEIDEデバイスを使用できますか?
PCのモデルによって、もしかしたらコードが3色(3ピン)である場合もあると思うのですが、その場合、購入するファンのピン数は、3本ピンでも4ピンでも構いません。
4ピンは下位互換性があり、マザーボードの電源ピンが3ピンでも接続できます。
4ピンはファンの回転数を熱量に応じてPCがコントロールできる機能(PWM)があり、3ピンは一定の回転数です。
私のPCの場合、「角型ファン(8cm)、4本ピン(PWM)」の冷却ファンが適切なパーツです。
私が購入した角型ファン(CPUファン)
私はちょっとだけ価格が高いヤツ(LEDライト付きのため)を購入しましたが、1,000円程度の安値のファンのうち、「静音」と書かれてあるヤツで十分ですよ。
ちなみに2つファンを購入した理由は、PCケース内の熱気を外に逃す排気ファンの交換も、なんとなくこの際同時に行いたかったからです(それの大きさは9cm、換装方法はこの記事とほとんど同じ)。
CPUファンの交換手順
その1. CPUファンを取り外す
NDデスク上のPC
CPUファンの4本のネジを取り外します。
はじめはプラスドライバーを使おうとしたのですが、ドライバーの金属部分太くネジ上の穴に入らなかったので、それより細い平型のマイナスドライバーを使用しました。
ネジは太いヤツと細いヤツがありました。
写真中央にあるアルミの四角形とギザギザは、「ヒートシンク」ってヤツです。
CPUの熱冷ましです。
ホコリで汚れていたので、ささっとティッシュで拭きました。
その2. 新しいファンと交換する
左のファンを右のファンに交換し、取り外したネジを再びヒートシンクに取り付けます。
ファンの取り付け方向を間違えないようお気を付けください。
ほとんどの場合、ファンの表側が見えるよう取り付ければOKです。
風がヒートシンクに向かって流れるようにします。
最後に、マザーボードから電源コネクタを抜いてむき出しになった4ピンに、ファンの電源コネクタを差し込みます。
電源ユニットとCPUのファンを新しくしたら、PCが静かになった
PCのパーツは消耗品で、とりわけファンは異常が起こりやすい箇所です。
前回に電源ユニットを交換し(電源にはファンが付いている)、そして今回CPUのファンを新しくしたら、PCがとっても静かになりました。
PCの購入時に初めから取り付けられているパーツの大抵は安物ですので、PCの静音化をされたいのでしたらファンの交換がおススメです。
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