ノートパソコンでフリーズした時の判断と対処法は?
ノートパソコンのフリーズの対処法1:熱暴走
ノートパソコンで作業していると、突然マウスやキーボードを受け付けなくなるときがあります。これを「フリーズ」といいます。大切な文書などを作成している時にこの状態になってしまってあせった経験が、一度や二度は誰でもあるのではないでしょうか?
このフリーズは何故起きるのか?またどのように判断し対処すればよいのかをまとめてみました。
1.熱暴走によるフリーズ?
ノートパソコンを膝の上にのせて使っていると、よく温かくなってきますよね。下手をすると熱いくらいになることもあります。
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デスクトップパソコンは本体内に比較的余裕があるのと、大きな冷却用のファンが取り付けられるので、ノートパソコンに比べるとフリーズしにくいのですが、ノートパソコンはフリーズを防ぐための熱対策がよりシビアになってきます。ノートパソコンに取り付けられる小さな冷却ファンは、フリーズ対策の為に主にCPUを冷やすのに一生懸命働いています。ノートパソコンの側面のスリットからは温かい風が出ていると思いますが、CPUを冷やしてフリーズを防ぐために、とても大切な状態なのです。
ですからスリットから温かい風が出ていないとすると、冷却ファンの故障あるいは排出経路の目詰まりによるCPUの熱暴走が、フリーズの原因と考えられます。
*対処法
まずは熱排出の経路の確保が重要です。ノートパソコン本体の右か左に熱排出ようのスリットがあると思うので、ここからエアダスターなどを使って目詰まりを解消しましょう。
またノートパソコンの裏にボールペンなどをはさんで、PCを置いている台との間に隙間を作るのも意外な良い手です。
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これで駄目なときは、冷却グッズを使う必要があるかもしれません。お店にも色々な種類が置いてあるので、一度のぞいてみて下さい。
ノートパソコンのフリーズの対処法2:メモリ不足
2.メモリー不足によるフリーズ?
メモリーが足りないと、一気にノートパソコンが反応しなくなり、フリーズに近い状態になることがあります。ただこれはフリーズしたのではなく、足りないメモリーを補うためにハードディスクドライブに一生懸命アクセスしている状態です。ですからフリーズと違って少し時間がかかった後にマウスやキーボートの反応が戻ります。
ただ大きな画像や動画を編集したりするときは、平常以上のメモリを消費することがあるので、そのときはフリーズすることもあります。
プレゼンといえばノートパソコンを使うことが普通ですが、PowerPointなどにも画像や動画を貼り付けるときも良くあります。その時の注意点としては、貼る画像のサイズを適切にリサイズして使うとか、サイズの大きい動画は貼り付けないということがあります。
ちなみにメモリが足りてるかどうかは、次の通りに操作すると分かります。
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1.「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キーを同時に押す
2.「Windowsタスクマネージャ」の画面が出る。
3.左から3番目の[パフォーマンス]タグをクリック
4.右上の[物理メモリ]の『合計』数値をチェック!
*これがあなたのパソコンに積んであるメモリーの値です。
5.左下の[コミットチャージ(KB)]の『最大値』数値をチェック!
*これが今の作業中に必要なメモリーの値です。
(5)の作業に必要なメモリー量の数値に対して、(4)のノートパソコンに積んであるメモリー量が足りなければ、メモリーを増やすことを考える必要があります。
ノートパソコンのフリーズの対処法3:その他
3.システムの重要なファイルや必要なDLLファイルの破損?
何かと移動させる機会の多いノートパソコンは、なんらかの原因でHDDの一部がダメージを受けてファイルが壊れることがあります。壊れたファイルがシステムの重要なファイルや必要なDLLファイルだった場合、フリーズしてしまうことがあります。
この場合は、回復コンソールや再インストールをしてOS自体を修復したり、またアプリケーションの再インストールを行うことでフリーズが対処できることがあります。
4.作業に対してのノートパソコンの能力不足
やりたい作業に対して、ノートパソコンの能力自体が足りない場合もあります。とくに高画質、高度な圧縮のハイビジョン動画の編集とか、3Dゲームをやりたい場合はノートパソコンではCPUやグラフィックボードの能力が、全然足りない場合も多いです。
その場合は高価な高性能ノートパソコンか、あるいは用途に見合ったデスクトップパソコンに買い換えるしか方法がないと思います。
(1)〜(4)で自分のパソコンのフリーズの原因を確認して、それに合わせて対処をすると良いですよ。
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